一笑堂
いつも一笑堂をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
今回は、今治で生まれた小さな鶏卵饅頭が、これからどんな「贈り物」を目指しているのかについて、少し真面目なお話をさせていただきます。
「安くてたくさん」から、「少しで満足できる贈り物」へ
子どものころの鶏卵饅頭は、今治の方にとって「安くて、たくさん入っている日常のおやつ」というイメージが強いお菓子でした。地元の皆さまに支えていただきながら、「今治の人のためのお菓子」として親しまれてきた歴史があります。
しかし、人口減少や少子高齢化が進むなかで、「地元だけ」を見ていては続けていくことが難しい時代になってきました。いま一笑堂は、県外の皆さまにも鶏卵饅頭の価値をあらためて知っていただき、「量よりも、きちんと満足できる少量の贈り物」として選んでいただけるお菓子を目指しています。
基本の配合はそのままに、餡と生地を何度も見直して
そのために、まず向き合ってきたのが中に入るこし餡と生地づくりです。入社してまもなく県外で試食販売をした際、お客さまの反応にどこかひっかかりを覚え、「このまま“昔のまま”でよいのだろうか」と考えるきっかけになりました。
そこで、長く受け継いできた鶏卵饅頭の基本配合は変えずに、餡は口あたりがよりなめらかで、ふわっと香りが立つように炊き方を工夫してきました。ひと粒の中で「ちゃんと餡を味わった」と感じていただけるように、中餡の量も少しずつ見直しています。
さらに、卵だけで練り上げる生地についても、日々の気温や湿度を見ながら、合わせ方を調整しています。目指しているのは、外はふんわり、中はしっとり、どこかもちっとした食感です。「昔はその日に作った鶏卵饅頭ばかり食べていたけど、今は真空パックのものでもおいしい」と言っていただけるようになったのは、こうした小さな改良を何度も重ねてきたおかげかもしれません。
少量でも「きちんとした手土産」になるかたちを目指して
中身と同じように、「どのようにお渡しするか」も大切だと考えています。以前は実用本位のビニール袋や簡易的な包装が中心でしたが、現在は紙製の手提げ袋を使用し、テープ糊で丁寧に、できるだけシンプルに包むようにしています。
箱の大きさや入り数も、「たくさん入っていること」より、少量でもきちんとした手土産としてお持ちいただけることを意識しています。少しの数でも「これなら贈り先の方にも自信を持ってお渡しできる」と感じていただけるような、落ち着いた佇まいを目指しています。
静かな背景として受け継いでいる誇りと、これから
実は、昭和41年の全国植樹祭の折には、昭和天皇陛下・皇后陛下に鶏卵饅頭を「献上」ではなく「お買い上げ」いただいたご縁もございます。大きく声を上げて語る類いのものではありませんが、今治で生まれた小さな饅頭にとって、静かな誇りとして胸に刻んでいる出来事です。
そうした歩みをふまえながら、八代目世代としては、「安くてたくさん」の時代とは少し違う、「小さくても、少量でも満足できる贈り物としての鶏卵饅頭」を育てていきたいと考えています。今治で生まれた一粒が、県外の皆さまのもとでも、ささやかな「一笑い」とともに受け取っていただけましたらうれしく存じます。
定休日 水曜日
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歴史雑誌で今治城と鶏卵饅頭が紹介されました| 名称 | 一笑堂 |
|---|---|
| フリガナ | イッショウドウ |
| 住所 | 794-0016 今治市中浜町1-1-21 |
| アクセス | JR今治駅より車で10分 |
| 電話番号 | 0898-22-0295 |
| 営業時間 |
定休日 水曜日 |
| 禁煙・喫煙 | 禁煙 |
| クレジットカード | VISA/Master/JCB/American Express/Diners Club/銀聯 |
| 電子マネー・その他 | 楽天ペイ/PayPay/Alipay/d払い/au PAY/WeChat Pay |
| 駐車場 | あり 2台 |
| ホームページ | https://www.isshodo.co.jp |
| Xアカウント | https://x.com/isshodo1790 |
| Instagramアカウント | https://www.instagram.com/isshodo1790/?hl=ja |
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