川の中の整備に欠かせない、便利な道具をご紹介します。
建設機械と言えば、一番最初に思い浮かぶのが通称「ユンボ」と言われる油圧ショベルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか？
土を救う部分（バケットと言います）の大きさで重量などが違ってきます。
写真の重機は０．１㎥。私たちが呼ぶときは「コンマ１」と言えばこの重機を指します。

このバケットの部分が取り外せるんです。
川の中に生い茂った草を刈り取るのを、以前は人力で数日掛けて行っていました。
しかし、日本の技術力はすごいですねぇ。「カッターマン」と言われる草刈り機の大きい版で一気に刈り取ることが出来ます。

そのカッターマンで刈り取られた草を集め、搬出するために活躍するのが、これまたバケット部分に交換された「つかみ」です。
集められた草をトングのように掴んで不整地運搬車に積み込みます。

川の中の足元の不安定な場所では、大型ダンプと言えども前には進みにくいです。不整地と言う名の通りガタガタ道はお手の物。
ダンプが待っている場所まで刈り取られた草を運びます。
そこにつかみを取り付けたもう一台の重機によってダンプに積み込まれます。

これらの道具を上手に使い、効率よく作業をすることで工事の短縮に繋がっていきます。