毎年、梅雨時期、台風の時期になって気になるのが雨による被害状況です。
熱海で起こった土石流も雨の影響を受けたものですね。
自然が猛威を振るい、甚大な被害が出ることに対して人間は無力さを感じずにはいられません。

今回ご紹介するのは、河川沿いの災害復旧の様子です。
上流から流れてきた大水に護岸がえぐられ見事に崩壊しています。
河口付近では、潮の満ち引きが大きく関係し、重機などは潮水に浸かってしまうと使い物にならないほど錆てしまいます。
では、どうやって作業を進めていくのか・・・

今回も登場しました、大型の土のう袋です。
前回の中身は山土でした。今回は砂利を使用しています。
現場の状況に応じて対応を変えていくのも土木工事の醍醐味なのかもしれません。

潮が引いた時と満ちてきた時の状況が二枚の写真で全く違うことがお分かりでしょうか。

潮の干満で作業工程を考えなければいけないので少々厄介な現場と言えます。

今年の雨の降り方はどうなんでしょうか。台風は何個やってくるのでしょうか。
自然の猛威には歯向かうことが出来ませんが、地域の人々を守るためにどこまで立ち向かっていけるのか・・・。

まだまだ試行錯誤を繰り返しながら日々努力しています。