最近の土木工事は、新しいものを作ることよりも、今まであるものを補強したり、修繕したりすることが多くなっています。

近い将来来るであろうと言われている「南海、東南海地震」。
この今治では、津波による被害よりも、液状化や家屋の倒壊などの被害が多いと推定されています。

避難所までの道が崩れていたらどうなるでしょうか。
この道を通らないと避難することができない場所が崩れ落ちていたとしたら、孤立することも考えられます。

この辺りでは、大きな被害に遭遇することがないため、他県や海外での被害状況を見て、想像することしかできません。
想像できる範囲で、どこまでその被害を食い止められるのか、そのために何ができるかを考えなければいけません。


今回は、小さな橋の架け替え工事です。
橋の下では、コンクリートが浸食され剥がれ落ちています。
補修するよりも架け替えることで強度のある橋になります。

普段、通るだけでみることがないのではないでしょうか？
コンクリートと言えども無敵ではないということですね。

きれいに架け替えることが出来たと思います。
ここを利用される方にとっては、少し安心していただけたのではないかと思っています。